ホームページ作成ツール

Webブラウザを最初に起動したときに出てくるページの方のホームページ。

そんなツールがあったら面白いんじゃないかというアイディア。

今時、検索エンジンは右上にあるし、ポータルサイトのトップページはごちゃごちゃして目障りだし、ニュースサイトはRSSリーダがあるし、実は皆さんホームページが余っているじゃなかろうか。(自分だけだったりして)


というわけで、ブラウザを起動すると、左上にカレンダーとTODO、上にデジタル時計+ファジー時計、なんてのは普通だけど、左にソースコードリポジトリ、右にmixiのトップページ(の欲しいところだけ)、右下にRSSとか。で、下はシェル。これはいいな…。


真ん中には空きスペースがあって、周りにアイコンがいろいろある。そのアイコンを真ん中のスペースにアイコンをドラッグして持ってくると、そのアイコンが示すサイトが表示されたり、他のモジュールが表示されたりする。そこは ぐあーっとアニメーションするのが重要。


部品はとことんモジューラブルで、プログラムが書ける人は自分で作れる。
メーラモジュールがあると嬉しいかな。ブラウザとメーラを両方起動しておくというのは、何か時代遅れ感が漂う。

ホームページ同士のメッセージングサービスがあれば、それでメールになるかも(今更メッセージング=SMTPってのは無いでしょ…)。
送り先によってメールを送ったり、MSNメッセンジャーでチャットを送ったり、Skypeだったりとしてくれれば、互換性も良い。


ウェブサービスと違ってローカルで実行するので、ディスク上のファイルとかとかも持ってこれる。ファイラとか。クリックするとブラウザの裏でアプリが起動。
逆にDBは使いにくいか。まぁSQLiteを使えばいい。その前に別にDBは要らないか。



これだけなら普通のデスクトップアプリを作ればいい話なのだけど、そこをブラウザで実行するところで、Webな世界に繋がると面白い。「ソーシャルホームページ」みたいな。

一部のモジュールはネット上にあってもいい。mixiモジュールはmixiが提供、みたいな。



これはいわゆるアクティブデスクトップなのかもしれない。でも今時デスクトップなんて、山のように重なるウィンドウに埋もれて見る影もない。そのかわりブラウザはいつもトップにあったりして。

デスクトップの地位はブラウザに取って代わられた。



あとはケータイと何かつながらないとダメだろう、ということで、「ホームページホスティングサービス」。作ったホームページのスナップショットをホスティングしてくれて、携帯でアクセスすると、PCのローカルな情報を含めたいろいろが携帯から見られる。
携帯のブラウザのホームページと同期するとか。

画面解像度の違いは、モジュールにPC/携帯両方のViewを実装してカバー。携帯には携帯用View。


Webブラウジングの半分くらいはいつも決まったサイトを巡っているわけで、そういうサイトはホームページから表示すればいい。

とりあえずブックマーク→mixiとか、とりあえずブックマーク→CNETとか。それから、とりあえずSkypeとか、とりあえずメッセとか。
そういうのをブラウザのHomeボタンで置き換える。(全然使わないけど、Homeボタンはかなりイイ位置にある)



で、ここから発展して、広域分散ストレージ。このホームページのカスタマイズデータは、ローカルのディスクに保存するのではなくて、インターネット上の広域分散ストレージに保存する(たぶんローカルには保存"できない"ようにすると良い)。ついでにD&Dでローカルのファイルを広域分散ストレージにコピーできたり。

で、ローカルディスクには大したデータはない、という状態になってきたら、このホームページもWeb上に移行していく。
ローカルから広域分散環境にスムーズに移行。

広域分散ストレージ用のクライアントプログラムは、ホームページ作成ツールはデーモンなので、一緒に動かせば問題ない。ホームページ作成ツールがデーモンという時点で問題がありそうな気はする。でも、どうせSkypeとかデーモンなわけだし。

ブラウザの起動ショートカットにラッパーをかぶせればいいのか。これでデーモンになる。



む、Googleがやりそうなネタだ。Googleパーソナライズドホームって、Web上のモノしか持ってこれないから、結局単なるWebサービスの域を越えないわけで。
技術的にGoogleにできないネタは入っていないし。むしろGoogleの得意分野ばっかりだ。

Googleがやり始める前に誰かやらないかな。このまま放っておくと、ま た G o o g l e か、と。寡占産業は良くないと思うわけです。YouTubeは買収されるし…

放っておくとGoogleはまだまだ伸びる。アレはマズイ。

でも10年持つかどうかは分からないよねーと。そろそろGoogleの上か斜め上を狙っていく必要があるんじゃないかと。