WikiFormeは意外と速い?
実行速度を測ってみたら、意外と速いかも。かもしれない。違うかもしれない。
90行くらいのテスト文章をWikiFormeでXHTMLに変換してみた。100回繰り返したところ、↓こうなった。(MacBook CoreDuo 2.0GHz, RAM 2GB)
ruby 1.8.6 | ruby 1.9(2007-09-14) | |
通常 | 4.5秒くらい | 4.4秒くらい |
フォーマットをキャッシュ(FastCGI的) | 2.5秒くらい | 2.0秒くらい |
フォーマットをキャッシュというのは、いろいろな文章を同じフォーマット(HTMLとかSmartDocとか)に変換したいときに、フォーマットの設定をあらかじめキャッシュしておく。Webサーバーで動かすことを考えると、FastCGIで動かすときはフォーマットをキャッシュしておける。フォーマットのロードは遅いのです。loadやらClass.newやらを連発するので。
というわけで、ruby 1.9のFastCGIで使うなら、90行くらいの文章は0.02秒くらいでXHTMLに変換できることになる、ハズ。
続いて、「pukiwiki html convert time: sec」で検索する。そうすると、PukiWikiが1ページを変換するのにどのくらい時間がかかっているのかが分かる。(おかしなページもあるので注意)
サイトによって全然違うけど、テキスト主体で短いページなら0.05秒くらいかな。
PukiWikiは時刻の取得とか動的なページを生成しているし、キャッシュもしていない。それからサーバーの性能もワカランし、アクセスの混雑具合もワカランわけで、まったく比較対象として適切じゃない。が、PukiWikiが許されるならWikiFormeも許せるレベルなんじゃないかと。
Webで使うならHTMLをキャッシュばいいと思うけど。どうしても動的にしたいなら、JavaScriptを使うなり、筋が悪いけどWikiFormeでPHPを吐いても。