CORE

昨日VIVER CORE Server 0.0.1をリリース。土日月の3日で書いた!やればできるモンだ。

実は本体のコード自体はかなり短い。全部で800行程度。
苦労したのは本体のコードではなく、クロスコンパイル環境の構築をMakefileで自動化すること。しかしおかげで、私の開発環境でなら、Makefileだけの野原からノンストップでクロスコンパイル環境を構築→busyboxrubyを構築できるようになっている。buildroot様々。


VIVER CORE Serverというくらいなので、リリースしたのはinitramfs単体だけではなく、TFTPサーバーなどなどを含んだパッケージ。たぶんこれは重要なポイント。今までVIVERは、どうやって使ったらいいのかよくわからない単体でリリースしていたけど、「これがあればルートファイルシステムを用意するだけでネットワークブートができます」と、明確に使いどころを示す。後はルートファイルシステムをわざわざ用意しなくても良いようになれば(HDDをそのままエクスポート)なお良い。NBD対応。


この先としては、クラスタを簡単に構築するための基盤パッケージ(次期RUNES)を作って、VIVER CORE Server + RUNESでクラスタ環境が簡単に構築できるようにする。それから、その基盤システム上に実際にクラスタ環境を構築するプラグインを実装する。さらに次期V-FIELDを組み合わせて、ファイルサーバーにさえ依存せず、ただL2で繋がったネットワークを用意するだけで、クラスタ環境が作れるようにする。ここまでの機能を合わせて、「統合ディスクレスネットワーク基盤システムVIVER」となる。


先は長い。