VMware Virtual Applianceを使うアイディア

VMware Virtual Applianceには、インストール済みのVMware用ディスクイメージがたくさん置いてある。サーバーOSから組み込みアプライアンスLinuxFreeBSDと幅広い。
それから、rBuilder Onlineには、rBuilderで作られたディストリビューションのインストール済みディスクイメージがたくさん置いてある。ディスクイメージのフォーマットは、VMware(vmdk)、tar、QEMU Raw Hard Diskなど。
OpenVZのPrecreated OS templateにもインストール済みのアーカイブがいくつか置いてある。ちょっと古いけど。


考えても見れば、昨今のLinuxディストリビューションにはまず間違いなくパッケージ管理ツールが付いているわけで、インストール時のハードウェアの設定をのぞけば、最小インストールされたディスクイメージさえあれば、後は好きなようにパッケージを足していけばいい。「オススメパッケージを一括インストール」的なスクリプトでもあればなお良い。これもディストリビューションによっては、task-kdeのような仮想パッケージで提供されている。

で、VIVER COREはハードウェアに依存しないでOSをブートできる…わけでもないけど、ハードウェア自動認識で何とかなる範囲なら、ハードウェアの設定は必要ない。というわけで、VMwareのディスクイメージなどなどを.tar.gzなアーカイブに変換できれば、とてもとてもお手軽にネットワークブート用のシステムが作れる。後発組は先人の資産に乗っかればいいのだ。


現在VIVER CORE Server 0.0.3を開発中。一発変換とまでは行かないけど、vmware-mountをVMware-serverのtarパッケージから取り出すスクリプトを含む予定。VMware-mountがオープンソースなら、VIVER CORE Serverパッケージに入れるだけなんだけどな。
マウントしたらあとはtarで固めるだけだから、難しくない。